青空と木々の下、物干し竿に白いシャツが揺れている水彩画

62歳から、ゆっくり始める

空を見上げる、
暮らしの途中。

毎日を、私の歩幅で。
その日に書く日も、あとからまとめて書く日も。

この場所について

はじめまして、
なかいくです。

次男の不登校とこころの病気をきっかけに、家族として経験したことをブログに書き始めました。 WordPressから、今ははてなブログへ。ブログはなかなか更新できないこともあります。 その一方で、手元の日記には、あとからまとめる日も含めて毎日分を書いています。

特別な才能があるわけではありません。 余裕のある日に、外の木々を眺めながら洗濯物を干したり、取り込んだりする時間が好きです。 ここは、そんな日々の小さなことを置いておく場所です。

ここに置いておきたいこと

01

次男との日々

思春期から学校へ行けなくなり、その後こころの病気と診断された次男。家族として感じたことを、その日の記録に少しずつ。

02

窓の外のこと

木々を見ながら洗濯物を干したり、取り込んだり。なんでもないけれど、私が好きな暮らしの時間。

03

食べること

食べたものが自分をつくると思い、添加物の少ないものを選んでいます。でも、ときどき甘いものや油ものが無性に恋しくなります。

花火の夜と、旅へ向かう
週末。

土曜日は佐鳴湖の花火大会。自治会の役員として、会場の設置や片付けに追われ、 朝からあたふたしていた。

去年の花火の日、次男は体調を崩して動けなくなった。今年は見に行くのか聞いても、 首をかしげるだけだった。

私は会場の片付けがあり、次男の様子を見ていなかったけれど、どうやら歩いて出かけたらしい。 花火を見ながら、何を思っていたのだろう。去年のことを思い出していたのだろうか。 話してはくれなかったけれど、今年は無事に終わって、ほっとした。

一方で私は、フィンランドへの一人旅のことばかり考えるようになっていた。 数か月前、長男がヨーロッパへ旅行し、送ってくれた写真を見たことも、 海外に興味を持つきっかけだった。AIと旅の話をしているうちに、 「セントレアから乗り換えなしで行けるフィンランドはどう?」と勧められ、 だんだんその気になっていった。

もうじき63歳。一緒に行く友達がいないなら、一人で行くしかない。 「思い出をつくりたい」という気持ちもあり、調べれば調べるほど、 フィンランドが遠い夢ではなくなっていった。

日曜日の朝は、花火大会のあとの佐鳴湖クリーン作戦。帰宅してから「少しだけ」と パソコンを開き、旅に必要な持ち物を調べていると、時間がどんどん過ぎていった。

本当は、家族から頼まれていたパソコン作業と、月初の自治会会計を進めるつもりだった。 どちらも気になっていたのに、旅のことを調べているうちに時間が過ぎ、結局どちらにも取りかかれなかった。

やるべきことが残っていると、気持ちが休まらない。せめて、実家でもらったごぼうを 煮ようと思った。小さくて下ごしらえが面倒だったけれど、もらったものを粗末にはできなかった。

花火は無事に終わり、旅の準備も少し進んだ。楽しいことを考えながらも、 やるべきことが頭から離れない。そんな、少し落ち着かない週末だった。